#16 スキー滑走中のバランスを整える 〜背骨を知ろう〜

スキーヤーのオフトレについて考えるページ、スキー専門フィジカルトレーニングサロンです。

今回は背骨の仕組みと動きについて、理解を深めたいと思います。

背骨を理解して、セルフコンディショニングが出来るようになりましょう!!

Photo by Scott Webb on Pexels.com

1、背骨の仕組み

2、背骨の生理的弯曲

3、生理的弯曲の成り立ち

4、何故、歳を重ねると背骨が曲がるのか?

5、スキーに及ぼす影響

1、背骨の仕組み

先ずは、背骨のイメージを高める為に下記の図をご覧下さい。

背骨は一つの骨ではないです。

上から順に「頚椎」「胸椎」「腰椎」「仙骨」と呼ばれています。

頚椎は7個の骨(椎骨)、胸椎は12個の骨(椎骨)、腰椎は5個の骨(椎骨)の計24個の骨から背骨は形成されています。そして腰椎の下の大きな骨を仙骨と呼び、その下のしっぽの様な骨が尾骨です。

因みに、ネズミもヒトもキリンも頚椎は7個です。首の長さは違うけど、骨の数は同じ。面白いですよね。

2、背骨の生理的湾曲

背骨の横からの図をもう一度ご覧下さい。

横から見るとグネグネとカーブしている事がわかりますね。

頚椎と腰椎は前側に湾曲(前弯)しています。胸椎と仙骨は後ろ側に湾曲(後弯)してます。

このS字状の湾曲を「生理的弯曲」と呼びます。

生理的湾曲は重力や運動に大きな関係があります。

ヒトが二本の脚で立つことが出来るのも生理的弯曲のおかげです。

生理的弯曲が姿勢やバランス能力に一役買っているのです。

生理的弯曲が崩れると、姿勢を保持する為にどこかの関節が必要以上に動き負担が増します。この負担が運動の効率の悪さや痛みに関係してきます。

3、生理的弯曲の成り立ち

赤ちゃんがお腹の中にいる時(胎生期)や新生児期は、勿論ハイハイは出来ませんよね。

重力に抵抗することはないので、お腹の中にいる時は背骨全体がC字に弯曲しています。産道を通過する時に、頚椎は2次弯曲を形成し、3〜4ヶ月ほどで首がすわりだし9ヶ月位で完成します。

首がすわってくると、重力が背骨へかかるようになりS字弯曲の形成が始まります。歩行や走行など活動量が増える学童期の終わりには生理的弯曲が完成します。

4、何故、歳を重ねると背骨が曲がるのか?

先ほど、活動量の増加が生理的湾曲を完成させると説明しました。生理的弯曲の目的は、地面からの衝撃の干渉です。重力に対するものです。

つまり、活動量が低下すると生理的湾曲は必要なくなり、胸椎の後弯が増加します。

加齢で身体を動かす機会が減ると背中が丸くなります。生理的弯曲の目的が、歳を重ねると背骨が曲がることに関わっているんですね。

5、スキーに及ぼす影響

生理的弯曲の成り立ちや目的を知ると、いかに背骨の位置が重力に対するバランス能力に関わっているかが理解できますね。

スキー滑走時の姿勢をコーチから指摘される方は多いと思います。

先ずは、陸上で背骨の動きを改善すると、そんな指摘は減るかもしれません。

背骨を自由に動かし、他の部位と連動できるかが、スキーパフォーマンス向上の鍵となります。

当ブログを運営する、スキー専門フィジカルトレーニングの詳細についてはコチラを参照ください!!!

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