#12 スキーが上手くなるのに「運動神経」は必要か?

スキーヤーのオフトレについて正しい情報を伝えるブログ、スキー専門フィジカルトレーニングサロンです。

「あの選手は運動神経が良い!」という表現がありますよね。

または、「私は運動神経が悪いからスキーはめっきりダメ」なんてネガティブな発言もみかけます。

果たしてスキーが上手くなるのに「運動神経」は必要なのでしょうか??

運動神経の意味とは?

そもそも「運動神経」なんて言葉は本当に存在するのでしょうか?

答えは、YESです。

ただ、「運動神経が良い=運動が上手い」という表現は言葉の意味だけで考えると間違いです。

運動神経の言葉の意味は「運動神経は、脊髄前核に細胞体をもち、軸索を筋に向けて伸ばしている。」と本には説明されています。

(ストレング&コンディショニング理論1 大修館書店 から引用)

要するに、運動神経の言葉の意味は2つに分類できます。①アカデミックな本当の意味と②一般的に使用される間違って解釈された意味です。

①の意味は簡略化すると「筋肉を脊髄から指令して動かすための神経」。

②の意味は「スポーツの上手い、下手」です。

つまり、①の意味での神経の機能自体は運動が上手い・下手を決めるわけではないということです。

スポーツ(スキー)の上手い人とは?

運動神経はスポーツの上手さと関係がないことがわかりした。

果たしてスポーツの上手い・下手を決めるのはどんな能力でしょうか?

答えは、目的の遂行に向け場面にあった運動を実行出来る能力です。

この能力がある人はスポーツが上手いと言えるでしょう。

スポーツが上手くなる為に必要なこととは?

「場面にあった運動を実行する」ことは非常に難易度が高いです。

生卵を「握る」のとダンベルを「握る」のとでは同じ動作に見えますが別物です。なぜなら、同じ「握る」という目的がありながらも、その「場面」に合った力の入れ方と関節の動かし方は違うからです。

生卵を初めて握る幼児は、親からの注意が無ければ簡単に握り潰してしまうのではないでしょうか?

生卵を潰さずに握るには、「生卵をこのくらいの力で、ここの関節をこれだけ曲げると潰してしまう」という、今までの経験が元となって、脳からカラダ中へ指令がいきます。

生卵を例に出しましたが、何か新しい運動を習得するには経験が大切です。

経験を積むためには、試行錯誤が必要となるでしょう。

試行錯誤をする過程で、適切な感覚を発見し養われ運動が達成できるようになっていきます。

つまり、スポーツ(スキー)が上手くなるためにはこの「試行錯誤=練習」が必要になってくるのではないでしょうか?

まとめ

運動神経とスポーツが上手いは別物であるということがわかりました。そして、目的遂行に向けて場面場面で適切な運動を実行すことが可能な人はスポーツ(スキー)が上手いと言えます。

スポーツ(スキー)が上手くなるためには「試行錯誤=練習」が必要なのです。

この練習の質を高めることが上手くなるための近道ですよね!!

質を高めるためにはトレーニングが必要となります。このことは記事にしてあるのでまだ読んでいない方は、一度お読みになることをお勧めします。→【記事 スキーヤー必見! オフシーズンのトレーニングの考え方

まとめだけ読むと、「練習は大切だ!」と、当たり前のことを書いているように見えます。しかし、重要なことは生卵の例のような運動習得のプロセスです。そのプロセスには脳や神経、運動感覚が密接に関わっています。

今後はもっと詳しく具体的にスキーに大切な脳や神経、運動感覚のことについても記事にしていけたらと思います。

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