#7 後傾ポジションを解決する! フィジカルチェックからの応用

スキーヤーのオフトレについて正しい情報を伝えるブログ、スキーヤー専門フィジカルトレーニングサロンです。

前回の記事にて、股関節可動域の身体評価の実施方法についてご紹介しました。

今回は実施した身体評価を元に、スキー技術向上につながるオフトレの方法と理論背景についてご紹介します。

こんなお悩みがある方にオススメです!!

・ターン中、後傾になりやすい

・谷回りが苦手

腰痛がある(腰痛についてはこちら→記事

まずは、ポジション確認

下記の図をご覧下さい。

逆三角形が骨盤です。

左図は骨盤がニュートラル。右図は骨盤が後傾しています。

まずは、左右の図の姿勢をとって、足裏のポジションや筋肉の張りを確認して下さい。

左図はもも裏を上手く使用して、楽に立てると思います。

右図はもも前に張り感があり、踵より後方に重心があると思います。

実は、右図はスキー滑走時の後傾姿勢そのものなのです。

身体評価から分析する後傾姿勢

SLRチェックはハムストリングスや腓腹筋といった筋肉の柔軟性を確認してくれます。SLRチェックで80°未満、または左右差がある方は要注意です!

(SLRチェックにつてはこちらの記事を参照下さい→記事

ハムストリングスは骨盤の坐骨結節と呼ばれる箇所から、膝や脛骨、腓骨に付着している筋肉です。骨格図のおおよそ黄色の部分がハムストリングスだと認識して下さい。

(骨格図は人の骨盤、腿を後ろからみています)

このハムストリングスがなかなか伸び縮みしてくれなくなると、坐骨と膝下方の距離が近くなり、骨盤が後ろに引っ張られてしまいます。

正に右図のような姿勢ですね。

また、ハムストリングスは膝で腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)と連結性がある為、腓腹筋の柔軟性の低下が骨盤後傾に起因する場合もあります。

実際のスキーでは?

スキー技術とのつながりについてまとめます。

①後傾ポジション克服

ターン中の重心が足裏から離脱することでスキーのコントロールは難しくなります。センターポジションは大切ですよね。骨盤後傾位は図の通り、重心落下点が足の後方へ離脱しています。骨盤をニュートラルに戻し、センターポジションを保持しましょう。

②谷回り克服

ターン始動時の股関節の内旋は後傾ポジションですと動きづらいです。是非試して下さい。ターン切り返しのポジションは大切です。骨盤をニュートラルに戻し、スムーズな切り返し角づけを行いましょう。

③腰痛克服

骨盤後傾位で滑走すると、脊椎のS字カーブが崩れている為、腰椎に負担がかかります。骨盤をニュートラルポジションに維持することで腰椎への局所的な負担を軽減しましょう。

まとめ

下肢後面の柔軟性の改善が、骨盤をニュートラルに戻し後傾ポジションを克服するポイントです。実は、骨盤後傾位の原因は下肢後面の柔軟性低下以外にも多岐に渡ります。ただ、SLRチェックで改善の必要性があった方は下肢後面の柔軟性を高めましょう。是非、改善に取り組んで下さい。


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